オーダージュエリーの動画
そこを間違えないでほしい。
初めから最後まで、じっくりと読む必要はないといっているのである。
まして何回も通読する必要などまったくない。
ではどうすればいいか。
最初に薄くて構わないから、それぞれの教科ごとに入門書といわれるものを読んでおく。
それからすぐに過去問へと進んでもらいたい。
入門書を読む理由は全体をおぼろげながらでいいから把握するため。
やはり全体像はつかんでおいたほうがいいからだ。
会社などでもよく分厚いマニュアル本が置いてあり、それを読んで理解するようにいわれるが、いきなりそれを読んでもほとんどわからない、実践とリンクしてこそ身に付くのと理屈は同じである。
そしてそれから過去問に入り、どこが出るかをチェック。
その傾向に従って出る部分を基本書や教科書でフォローすればいい。
また基本書、教科書は各教科、一冊でOK。
その結果、私が導き出した結論は、試験に良く出る問題は基本書、教科書の全体の二~三割。
残りの七~八割はほとんど出ない。
だからこそ基本書、教科書は読まなくていいといっているのだ。
要は確率の問題でもある。
過去問をチェックしていったときに、過去に一回だけしか出ていない問題は削除する。
確かに今までの試験で一回しか出ていないようなところは、必ずつぎの試験でも一問ぐらいは出る。
しかし私はそれを捨てろといいたい。
たった一問のために、教科書、基本書の残りの七~八割をやる労力を考えれば、その時間を出る確率の高い二~三割に費やし、そこを完全にしておくほうがよほど合理的だと思わないだろうか。
私の薦める勉強法とはそこをいうのだ。
確かにほんの一部ではあるが、それを捨てるのは勇気がいる。
それにやらなかった七~八部がもし出たらどうしようという不安とも戦わなくてはいけない。
受験生にとってその不安は非常に辛いものである。
1章ではその不安との戦い方にも触れておいた。
同じ動機付けでもマイナスだけではなく、プラスの動機付けも必要という私の持論は、この残りの部分を捨てる潔さを支えてくれるのである。
仮にやっていないところが出ても、スパッとあきらめればいい。
それで試験に受からなくても人生が終わるわけではない。
今の仕事を続けていけば、多少、不満はあっても生活に困ることはない。
そう思えれば、確率に賭ける勇気も出てくるものだ。
しかし安心してほしい。
私の経験からいっても、それで立派に通用することは間違いない。
東大受験も国家公務員試験も司法試験も過去問で三割は必ずピタツときた。
同じような問題が出るのだ。
そして、あとの三割がその応用問題である。
それで六割は確保できる。
合格ラインが七~八割だとすると、プラス二割に残りの時間を全力投球すればいい。
同じ過去問プラス応用で六割といっても完璧は難しいから、一割落としたとして五割。
あとの二割が勝負を決めるわけだ。
その二割については、つぎの項目で説明しよう。
予備校の利用の仕方で、合否の最終決着がつくつぎに予備校の利用の仕方について、私なりの考えを述べておく。
人によって利用方法の違いはあるだろうが、いちばんの違いは時間がたくさんあるか、そうではないかに集約されると思う。
時間が比較的、たくさんとれる学生や無職の人であれば、ある程度、予備校のカリキュラムに沿って勉強してもいいかもしれないが、そうではない社会人の場合は、とてもそのような時間はない。
そのため定期的に予備校に通って授業を受けることは到底、無理といえよう。
そこでどうするか。
先ほどの項目でも触れたが、残りの二割を克服するために予備校を利用するのである。
私の場合ならば、通信教育だけやった。
実際に予備校に通うことはなかったが、週一回ぐらいの添削指導を受けたのだ。
東大受験もそうである。
予備校のメリットというのは、残りの二割にポイントを当てた問題をピックアップして予想してくれることだ。
もちろんその範囲は広めにとってあるので、二割よりはだいぶ多くなるのは仕方がない。
予備校同士の競争はさらに激化しているし、その差はどこでつくかといえば、実際の試験の予想がどれくらい当たったか、そこにポイントがおかれているといってもいい。
そこをクリアするために、どうしても多めに範囲を設定するのは当然であろう。
ただ私のやり方でいえば、全体の二~三割しか勉強していないので、残りの七~八潮のどこが出るか、そこを教えてもらうには予備校の添削指導を受けるのがいちばん好都合だったといえる。
前にもお話したが、三割が当たって、もう三割が派生問題。
残りが未知数になるのだが、そこを予想するのに全勢力を傾けるのが予備校といってもいい。
そこを外すと予備校の評価に関わることはすでに述べたが、それを時間に余裕のない、合理的な勉強をしようとしている社会人の受験生が利用しない手はない。
過去問からトータルでカバーできる問題が約六割。
残りの四割のうち、半分でいいから二割ぐらいは何とかとらなくてはいけない。
それには予備校の予想問題を利用するのがいちばん合理的である。
またなぜ私が授業を受けるのではなく、通信教育にしたのか。
そもそも授業を受けてそれをノートにとること、いわゆる耳で聞きながら、先生が書いたものを写すよりは、通信教育のように「日で読むほうが早い」と思ったからだ。
授業であれば誰もが同一に扱われ、人それぞれに配慮をしてくれないが、添削指導ならばそれが可能となる。
決して充分な配慮であるとはいえないかもしれないが、個々の実力に応じて指導してくれるのはとてもありがたい。
さらに同じ通信教育でも、実際の試験に合わせた問題を出してくれる講座を選ぶ必要がある。
予備校の講座には通信教育に限らず、たくさんの種類がある。
そのなかでも試験対策にポイントを絞っているものを選ぶことだ。
純粋に答案だけを書き、それについて添削してくれる講座である。
最短時間で難関資格に合格しなければいけないのだから、あらゆるものを合理化しないといけない。
時間はいうに及ばず、その方法論も超合理化が必要だ。
私が編み出した過去問を中心とした勉強方法は、まさに合理化の末にできたものといってもいいだろう。
削ぎ澄まされたこれらの方法は、それを繰り返し反復することで威力を発揮する。
時間も勉強する量も少ないのだから、そのなかからどれが出ても完璧にできるくらいになってほしい。
普段の状態で一〇〇%できても、それが本番では七〇~八〇%になるのが試験というものだ。
完壁を目指して精進を怠ってはいけない。
最短合格に適した先生の見分け方初めに申し上げておくが、これはあくまで試験に合格するという観点から見た場合だ。
先生のレベルが高いとか低いとか、そういうことでもない。
私なりの勉強法を実践する場合に適した先生ということだ。
となると自ずと答えは出てくるに違いない。
理論を重視してそれをじっくりとやってから実践に移るタイプよりは、ひと通りサッとやった後、問題を中心に授業を進める実践的なタイプが向いているのはいうまでもない。
確かに後者のタイプは初めはよくわからない。
理論をじっくりやっていないのだから、問題がすぐに解けるわけがない。
それについて先生が理論を交えながら解説をしてくれるのだが、その後の反復練習が必須となる。
それができれば後者の先生でもついていくことができるだろうし、時間も短縮できる。
ただ後者の授業を受けた場合、一つだけ問題が起きる。
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